Sony ヘッドホン WH-1000XM3
凄く満足しています。
長らくゼンハイザーのPXC360BTというヘッドフォンを愛用していたのですが、ヘッドパッドとイヤーパッドが経年劣化でボロボロになってしまいました。
実は購入してから1回、両方とも修理で交換済だったんですが、再度ボロボロになったのでまた修理しようとしたところ、メーカーでアフターパーツの取扱も終了してしまっており。
色んなところに問い合わせをしたり、アメリカやご本国ドイツのサイトなんかも見て回ったんですが、残念ながら見付ける事が出来ず。
イヤーパッドはmimimamoのカバーを購入したりして騙し騙し使っていたんですが、ヘッドパッドのところから小さなゴミみたいなのがパラパラ落ちて髪に付いて煩わしかったので、観念して本体を買い換える事に。
条件はこんな感じ。
- オーバーヘッド型。(カナル型イヤホンは対象外)
- ワイヤレス接続(有線の方が音が良いのは当然ですが、通勤時に他人のコートとか鞄とかに引っ掛かったりするのが非常に煩わしくて嫌。取り回し重視。)
- 通勤時にiPhoneと接続して使う。
- ノイズキャンセリング必須。
- ある程度コンパクトに折り畳める。
- 予算4万円~6万円程度。
量販店で散々色んな機種を試した結果、以下2モデルの一騎打ちでした。
- Sony WH-1000XM3
- Bose QuietComfort 35 wireless headphones II
オーディオテクニカのモデル…あれ、どれだっけ…確かATH-DSR9BT?とBang & OlufsenのBeoplay H9iもオススメされたんですが、オーテクのモデルはタッチコントロールだったかジェスチャーだったかのコントロール性が最悪で、全然意図した操作が出来なかったので却下。
B&Oのモデルは音の粒立ちは凄かったんですが、キラッキラというかシャリッシャリな感じに補正されていたようで長時間聞くと聞いててしんどそうだったので却下。
1)そこそこ自然なバランスで聞こえる、2)アフターパーツの保持期間とかで信頼がおける、という点を重視した結果、
今回はSonyのWH-1000XM3を購入しました。
Boseも音は悪くなかった…というかだいぶ前にBoseの有線式のノイズキャンセリングヘッドホンを使っていた事が有ったし、音の作り方とかも好きだったんですが、上記2)の項目が重視でSonyにした感じです。
購入して実際に数ヶ月使用してみて。
以下の点が凄く気に入ってます。
- ノイズキャンセリングが素晴らしい&付け心地が良い
- アプリが面白い
- 音も普通に良い
事前に凄くお店でアピールされた点でも有るんですが、ノイズキャンセリングのレベルが1段も2段も上がった印象です。
それに加えて、アプリを入れていると自動的にどういう状況なのか(電車内で動いているのか、歩いているのかとか)を検知して音の聞こえ方を変えてくれたり(外部の音の取り込みレベルを上げたり)、なんか未来感が有って楽しいです。
これまで歩いている時にはヘッドホンしないようにしていたんですが、このアプリのお陰で歩いている時でも音楽やラジオの録音を楽しむのに抵抗が無くなりました。
あと、付け心地が非常に良いです。使っていたゼンハイザーのモデルは1時間とか付けていると頭が痛くなったりする事が有ったのですが、WH-1000XM3に変えてからはそれが無いです。
なので、ノイズキャンセリングの優秀さと相まって、音楽流していない時でも付けてたりします。通勤時の雑音が遮断されて凄く快適です。
また、アプリではイコライザの設定なんかも豊富に出来て、好みの音を更に追求出来たりもします。
ただ一方で、どういう状況なのかに応じて聞こえ方が切り替わると、どの音が強調されるかとかくぐもり方とかが結構変わるので、凄く集中して音楽聞いていたりするとこの変更が煩わしく感じたりもします。
肝心の音に関しても、イコライザでちょっと弄ったりはしましたが、使用していたものと全く遜色無く聞けています。(価格帯的にはむしろちょっと安い位なんじゃないかと思いますが。)
総合して、凄く満足度の高い買い物が出来たと思っています。