へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

ドラムレスの間、何をしていれば良いの?

嫁(#゚Д゚)「回答が長文になったんだけど、どうすれば良いかな?Twitterの連投は主義に反する云々」
ま「ん、俺っちのBlogの記事にすれば良いんじゃね?」


という事で、嫁(#゚Д゚)御大によるドラム講座です。
はじまりはじまり。


ドラムレスの間、何をしていればいいのか、についてです。


譜面に音符が書いていないところは、音を出さないだけで、「休憩」ではありません。
休憩してるつもりじゃなかったら、ごめんね。


まず、なぜ休憩してはいけないのかというと、完全に休んでしまうと、
そこで音楽が途切れてしまうからです。
一回「休憩」してしまうと、せっかく自分の中にできたグルーヴがなくなってしまいます。
そして、管の人たちとかの音を「聞いて」、自分が出す初めの音を狙って叩こうとすると、
音楽がつながらなくなってしまいます。
カウントも、なんとなく突然出すんじゃなくて、自分の中にグルーヴができて、
リズムを打ち出していく準備ができてから始めますよね。
ずっと自分の中にグルーヴがキープできていれば、休符から復帰する時もスムーズにつながると思います。


では、グルーヴを自分の中で保つ為には、何をしていればいいのか。


テンポを左足かかとで取ったり、管のフレーズを歌うとか、体全体で音楽に乗っておく、とか。
練習中は、HHを踏ませてもらってもいいと思います。
そうすれば、休符明けの乗り遅れも防げると思うので、一石二鳥!


なお、今、突然カウントを出している、もしくは「グルーヴが自分の中でできる」っていうのが
よくわからない場合は、カウントを出すとき、頭の中でテーマを歌ってみてください。
そのテンポで、管は気持ちよく歌えそうですか?
最高に気持ちよく歌っているイメージができてから始めるといいと思います。
調子が悪いと、延々と始められなかったりしますが。。。


そして、なぜ休憩している様に見えてしまうのかというと、休符中の見た目と、
休符明けの乗り遅れが原因だと思います。


具体的に言うと、ドラムは、ちゃんと重心を体の真ん中に置いておかないと演奏できないため、
緊張を解く→猫背になるなど姿勢が変わると、ただイスに座って休憩しているように見えてしまいます。


ドラムって、他の楽器以上にずっと、演奏者の見た目が音楽そのものに影響する楽器なので、
なるべく自分がどう見えているかを意識できるといいのではないかと思います。
可能なら、自分が叩いているところを鏡で見ながら練習するといいと思います。
鏡のあるスタジオとか。


バディリッチがシンバルのセッティングを地面に対して平行に設置しているのも、
自分が叩いてるところができるだけお客さんから見えるように、っていう理由ですし。


ちなみに、話が逸れますが、できれば、男の人の叩き方を真似してみてほしいです。
ちゃんと肩から腕を上げるとか、ちゃんと重心をかけてシンバルを叩くとか。


女の子は小さいころキャッチボールとかしていないので、肩の関節とか、
体重をうまく使えない子が多いようです。
腕の重さをダイレクトに楽器に伝えられるようになると、それだけで音量が
だいぶ出るようになります。


以上、嫁(#゚Д゚)コメントでした。


てーかコメントの節々に嫁の方のバンドの先輩であるN氏の影がちらつきますな。