へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

こんなCDを聴こう

※一番大好きなNick Brigonlaに関しては、別に記事をまとめました。こちらをどうぞ。


さて、Jazzでバリトン吹きと言えば、Gerry Mulliganですよねー。


僕が1番最初に聞いたマリガンのアルバムはNight Lightsというアルバムでした。



一応彼の代表作とされているのだけれども…。このアルバム、暗いんです。全体的な雰囲気が。
表題曲では本人ピアノ弾いてるし。更に別テイクではクラリネットです。


それですっかりマリガン嫌いになってしまい。
他に凄く良いアルバムたくさん有るという事を知るのはだいぶ先の事でした。


かと言ってRonnie Cuberは流石にド変態(※バリトン吹きにとっては最上級の褒め言葉です)すぎでした。
この↓アルバムとか、なんかお腹いっぱいな感じになります。



さて、ようやくオススメ版の紹介です。
まぁ、このアルバムなんかは定番ですね。


Ronnie Cuber, Nick Brignola, and Gary Smulyanという、当時の世界の三大バリトン吹きを集めた感じです。
Gary Smulyan、今はVangard Jazz Orchestraでバリトン吹いてますね。
この間来日した際には、譜面を見ずに殆ど全曲吹くという化け物っぷりを発揮していたみたいです。


Gerry Mulligan、これは凄くオススメです。


Big Band編成のアルバムです。超ゴキゲンなGerry Mulliganが聴けます。
Gerry Mulligan入門としても自信を持ってオススメ出来ます。


あとは、Johnny Hodgesのところでも紹介しましたが、このアルバムとか。


お洒落でのほほんとしています。


後は、最近自分的に聴いてて楽しくなって来ているのが、Pepper Adamsです。
これは凄く良いアルバムでした。


パーソネルも豪華で、Thad Jones(Flh), Mel Lewis(Dr), Ron Carter(Bass)とかなっています。
表題曲の"Mean What You Say"、曲自体もキレイで好きだし、Pepper Adamsのソロも美しいです。
あ、このソロそのうちコピーしよう。


後は、Moanin'なんかもRonnie Cuberのやつばっかりが持て囃されてますが、
元々はPepper Adamsが吹いてたんですよ。
Big Bandじゃ無いですが、これなんかもオススメです。