へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

現役の演奏をまた見に行った

また行ってきました。


感想を散文的に書いておこう。


レギュラーのトロンボーン隊はめちゃくちゃに上手い。
セクションとしてのレベルはこの10年位のレベルで見ても、頭一つ
抜けて上手いと思います。


トランペットは、ふと思ったら、(僕の出身バンドの)ラッパ隊に、
「お前ら出し過ぎ」という類のコメントをするのは初めてだと思い
ます。
音量に回している分を、ピッチと鳴らし方にもう少し気を配るだけで、
全然良くなると思います。


サックス隊はJr.も含めて、レベルがかなり上の方で平準化されてて
良かったです。


リズム隊に感じた違和感は、コードが間違っているんじゃないかと
疑ったのだけれども、帰りにふとベースのピッチなんじゃないか、
とか思い当たりました。
練習の終わりの方だったし、結構ピッチが下がってたんじゃないかなぁ。
思い返せば、シャープとかフラット系が苦手なような。


そうそう、レギュラーのトロンボーン隊なんかはブレスの吸い方の
統一なんかもちゃんと出来ていたのだけれども、Jr.は全然出来て
なかったりしたのが気になった。


あと、Jr.は、殆ど皆フレーズの最後の音を捨てちゃうのが
凄く気になった。もっと大事にしてあげないと。


曲のイメージが大切だよ、という話をしたときも、結構皆「??」って
感じでした。
David Sanbornがあるスタンダード曲を吹いてくれとリクエストされた
際に、「その曲は歌詞を知らないから出来ない」と応えた、なんてのは
個人的には結構好きなエピソードなんですけどね。
(歌詞上、ひとつの単語が続いているところで、ブレス入れちゃったり
すると台無し、という)


Big Bandでは、原曲と全然違う感じのアレンジになる場合が多いから、
拘り過ぎても良くないのかもしれないけど。


It's All Right With Meの早モノのアレンジなんかで、戦隊モノの
オープニングみたいになってるのが有るし。
先代コンマスソリスト賞様)が
"It's the wrong time, and the wrong place, though your
face is charming, it's the wrong face"のところに
「たったかーえッ、たったかーえッ、僕らーのーちーきゅーうッのッたーめー」
と歌詞をつけてノリノリで歌ってたのが懐かしいです。