へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

クラッシュの音量

リードアルト復帰したバンドはかなり良いメンバーが揃っているのですが、
その中でも腕前や活動内容が最もプロに近かったのが、学バン同期のドラマー。
卒業後、ロック系の色んなバンドのサポートドラマーとかもやってて、
実質上セミプロでした。


彼はF年の時、山野ではBuddy Richの"Goodbye Yesterday"でFeature
されてました。
通常のドラムセットの倍はあろうかという、要塞化されたドラム
セットで。
その後ハイソのトラに行って、リサイタルまで半年間はハイソ人
だったんかな。


僕のアルト吹きとしてのアイドルが横田寛之だったように、
嫁(#゜Д゜)のドラマーとしてのアイドルは彼でした。


前置きが長くなりましたが、そんな彼に、ここ半年位の疑問をぶつけて
みました。


ま:「あんなー、女の子のドラマーで、スネアとかライドとかの
粒立ちはめっちゃキレイで、男前なドラムを叩く子がいるんだけどね」


H:「うんうん」


ま:「『だかすこどこすこバシン』、ってクラッシュ叩く時の
『バシン』の音が小さいんだわ。ライドの音とかはしっかり響いて
イケてるんだけど、クラッシュだけがイケてないの。何が原因として
考えられるんかな?」


H:「んーっと、クラッシュでキメる時にバスドラも入れてる?」


ま:「うん。むしろそのバスドラの音に対してクラッシュの音が全然
小さい位」


H:「なるほどねー。それって、ちゃんとスティックのチップの部分じゃ
なくて、ショルダーの部分で叩けてるんだろうか?」


ま:「ショルダー?」


H:「ここ、ここ。」


ま:「へー。リムショットで使うようなところ?」


H:「そうそう。で、そこを使って、シンバルの淵の方を叩きに行くの。」


ま:「え?でもそうすると、シンバルの横っつらを叩くことになっちゃわない?」


H:「いや、実際シンバル斜めってるし、大丈夫。これでだいぶ迫力出ると
思うよー。」


ま:「なるほどねー。ありがとー。」


さてと、この記事は嫁(#゜Д゜)を初めとするドラマー諸氏にレビューを
お願いしよう。
僕ドラマーじゃ無いのでイマイチ正しく伝えられてるか自信無い(笑)


※追記
嫁(#゜Д゜)<ワタシの理解こんな感じ!


という事で嫁(#゜Д゜)のスプラッシュでもうちょっと画像を判り易くしてみた。


悪い例その1

  • チップの部分で叩きに行き過ぎてる。打面が小さい。


悪い例その2

  • 最悪。シンバルにも変な衝撃がいって割れたりする事も。
  • スティックもエグれる。折れる。
  • でもロックの人はこういう叩き方をする人も。


良い例


嫁(*゚ー゚)の一言。

  • んー、その子も「音が悪い」とか言われて、叩き方変えたのかもよ?
  • 薄い、鳴らしやすいシンバルを買うのもひとつの手じゃ。
  • まぁ重いのをしっかり響かせた方が遠鳴りする、というのは全ての楽器に共通する事だと思うけど。
  • 「叩く」んじゃない。「響かせる」の。打面だけじゃなくて、シンバル全体を鳴らしてあげるの。
  • シンバルも楽器なんだから、ちゃんと鳴らしてあげないと。