へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

ドイツ車試乗、そして製品価格と商社機能とか。

親父と一緒に色々と試乗して来ました。
親父自身が元々スポーツカーを乗り回して車弄りもしていた感じなので、
親父が運転・僕助手席、とか色々体験出来たし、助言もありがたくて
楽しかったです。


で、元々良いなぁ、と思っていたドイツの人民車。
ウィンカーとワイパーの場所が本国仕様のままで、日本の通常仕様と
逆なのは、一応こちらがグローバルスタンダードだし、まぁ許そう。
僕も慣れてるし。
でも、これだと左右に曲がる際にマニュアルモードでのシフトダウン&アップとか
全然無理ですね。
左手でウィンカーを操作して、左手でギアチェンジをして…って不自然というか
僕には不可能です。
上級グレードだとパドルシフトが付くので良いのかもしれないですけど。
超ガッカリ仕様です。


後はこれだけ円高なので、次期モデルへの転換時に値下がりするんじゃとか
期待してたんですが、なんか望み薄らしく。
モノの流れが本国本社→現地支社→商社(=販社)で、現地本社と商社(=販社)が
円取引なので、いくらレートの話を商社(=販社)としようが、彼らとしては
コントロール出来る範囲を越えている。
それに、本国本社と現地支社の関係上、為替レートが有利なところほど
プロモーションとかの優先順位をあげているそうなので。当然ですけど…。
それに、日本では高級車扱いなので、値下げのインセンティブって別に無いですよね。


おまけに、バリトンがトランクにギリギリアウトな事が判明して、更に
テンションダウン。
これは後部座席ひとつ倒せば解決出来るのだけれども、やっぱりマイナス
ポイントです。


何と言うか、優れた製品そのものに相応しい対価を払うのは僕は嫌いじゃ
無いのだけれども、本国とか諸外国での価格帯とかを考えると、やっぱり
間に入ってる商社が邪魔だなぁとか思ってしまうわけです。
彼らが商社として素晴らしいサービスを提供してくれて、納得の行く
付加価値を付けてくれるのであれば、やぶさかでは無いのだけれども…。


そもそも、「質実剛健な良い車をリーズナブルな価格で」、という、
本来その会社が持ってるスピリットとは違うモノの売り方なので
どうしても積極的にお金を出したいとは思えなくなってしまいます。