へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

Eric Marienthal氏クリニック(5)

練習の構成(Concept)


What you practice is not important than "how".
良い言葉でしょ?(笑)


スケールに関しては、MajorやらHoletoneやらあらゆるスケールを練習
する必要が有る。


そして正確なアーティキュレーションを実現するために、僕は
マルセル・ミュールの教本をたくさん練習した。
3冊全部暗譜してしまう位やりこんだよ。


ただ、練習時間は無限に有る訳では無いので、幾つかを同時並行的に
(Multi Tasking)やると効率が良いと思う。
オススメしたい練習方法は「モチーフ」を使った練習方法だ。


例えば、Majorスケールで1432 2543 3654…と上がっていくモチーフを
最初に考える。
これを全部スラーで吹いたり、全部スタカットで吹いたり、2・3音目
だけスタカットにしたり、様々な吹き方を考える。
これで下から上まで上がっていって、最高音まで達したら今度は上から
下に降りてくる。
8567 7456 6345…という具合にね。これで最低音までいったらまた
下から始めた音まで戻って来て終わり。
(※ここら辺は、ericmarienthal.com"Ask Eric"というコーナーで
「モチーフの教材頂戴」とメールすると、クリニック内で使っていた
教材のコピーをくれるとの事でした。
まぁ、このネタ自体、この本↓の13〜15ページをなんですけどね。)

(200ページ位ある教本で、"Finger Busters"とか結構面白いExerciseが
有るので買っても損はしない…というか重宝すると思います。)


インターバルをクロマチック(半音)にしたり、3度にしたり4度にしたり、
はたまたスケール自体をMinorに変えたり、色々とコンビネーションが
考えられる。


つまり、
・different scale
・different articulation
・with metronome
という事で、練習を効率的に進める事が出来るんだ。


エリック・マリエンサル クリニック記事リンク
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