Goodbye Mr. Woods

残念でなりません。
先日演奏活動中止を表明したPhil Woodsですが、
9月29日（火）に亡くなられたとの事です…。
御年83歳でした。
Alto Sax Legend Phil Woods Has Died At 83

演奏活動中止表明を聞いてから覚悟はしていたものの、あまりにも
突然だったので呆然としてしまっています…。

国内外の様々なミュージシャンが追悼の意を表明していますが、
その中でも目に止まったのは、Count Basie Orchestraで活躍した
ドラマーのButch MilesのFacebookへのポスト。（→リンクはこちら。）

あまりこの２人が密接に絡んでいたという印象は僕には無いのですが、
お互い白人として早くからシーンで活躍していたので、色々と思うところが
有ったのかもしれません。
Facebookへの投稿が月に１回程度しか無いButch Milesだからこそ、
なおさら悲しい想いが伝わって来ます…。

思い入れの有るアルバムについて皆さん色々とコメントされいるのですが、
やはり"Alive and Well in Paris"と、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」
(Just The Way You Are)内のソロの２つが挙げられる事が多いようです。

ちなみに、今回のこの記事のタイトル”Goodbye Mr. Woods"は
Bill Evans(Pf)の死後、彼を偲んでPhil Woodsが作曲した
"Goodbye Mr. Evans"を元にしたものです。
この曲は以下のトリオによるものが初演だと思いますが、
その後SWR Big Band等のBig Bandとも演奏されています。