VJO Live at Billboard Tokyo

毎度、VJOヲタの友人達が席を抑えてくれるので助かります。
という訳で今年も行って参りました。

(1st Set)
1. Mean What You Say - Miyajima, Lee, Lalama
2. Off The Cuff - Perry, Oatts, Miyajima
3. Little Rascal On A Rock - Wong, Basile, Miyajima
4. Blues In A Minute - Wong, Jackson, Miyajima, Perry, Wendholt
5. Sad Song - Oatts(fl)
6. Forever Lasting - Wendholt(flh), Basile
E. Theme

(2nd Set)
1. Tip Toe - Miyajima, Gisbert, Drewes
2. Make Me Smile - Oatts
3. ABC Blues - Wendholt, Lalama, Oatts(ss)&Drewes(ss), Ciccarone
4. Quiet Lady - Lee(flh), Miyajima, Basile
5. Willow Weep For Me - Wendholt(flh), Mosca, Wong
6. My Centennial - Basile, Riley
E. Love Walked In - Lee

Off The Cuff、前日の大阪公演で演奏していたそうなので、
今年も聴けないかなと諦めてたんですが、まさかの！まさかの！
Dick Oattsのアルトソロってのももうたまんなかったです。
（オリジナルではJoe Lovanoがソプラノで吹いてますよね。）
２曲目から感極まって泣いてしまいました（笑）

Brookmeyerの曲の"Sad Song"はちょいとオリエンタルな雰囲気も有る、
興味深い曲でした。
これ絶対CDとかで繰り返し聞くとドハマリするスルメ曲だと思います。

そして1st Setと2nd Setの間にトイレに行った際、張り紙を見て初めて
気付いたんですが、ピアノのMichael Weissが体調不良で来られなく
なって、替わりにみぎわさんが乗ってたんですね。
いつ交代するのかなーとかぼんやり思ってたら最後までみぎわさん
だったのであれ？と思ってたんですけど。

2nd Set…の開始頃からなんかフライヤーの油のニオイにやられたのか、
気持ち悪くなって２回中座したり個人的にはヘロヘロだったんですが、
Make Me SmileとMy Centennialが聴けたので大満足でした。

My Centennial、前回聴いた時はGary Smulyanが吹いてたんですが、
今回はFrank Basileです。
ふむ、単純に音だけ聴くと、僕Gary SmulyanよりもFrank Basileの方が
好きかもしれない。
Smulyanはちょっとギコギコしてる感じが…（僕には出せないし、苦笑）

そうそう、今回の公演はJohn Rileyが大変荒ぶってました（笑）
今迄で最も攻撃的でキレッキレ。
フィルなんかも色んな所でガッツンガッツン来てたし。
そのせいか、マイセンのイントロとか大変なスピードになってたけど、
うまーくピアノバッキング入りとその後のTp入りでマイルド化されてて
ちょっと面白かったです（笑）
しかし素晴らしいドラマーですね…。存命中のBig Bandドラマーとして
間違いなく最高峰だと思います。
Mel期の曲とか、オリジナルだとMel自身がだいぶご老体な事もあって、
結構省エネな感じのドラミングになってるように思いますが、
John Rileyの演奏だとエネルギーが満ち満ちてて曲もまた違った雰囲気に
なったりして、それがまた素敵ですね。

Personnel:
Dick Oatts（As, Ss, Fl), Billy Drewes（As, Ss, Fl）, Walt Weiskopf（Ts, Fl）, Ralph Lalama（Ts, Cl）, Frank Basile（Bs）
Tanya Darby（Tp, Flh）, Greg Gisbert (Tp, Flh), Brandon Lee（Tp, Flh), Scott Wendholt（Tp, Flh）
John Mosca（Tb）, Jason Jackson（Tb）, Rock Ciccarone（Tb）, Douglas Purviance（BTb）
David Wong（Bass）, John Riley（Drums）, 宮嶋みぎわ（Piano)