へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

Céline Bonacina

カタカナ読みだとなんて表記すれば良いのだろう…
セリーヌ・ボナキーナ、で良いのかな。


フランスの女性バリトン奏者です。
オフィシャルページのバイオグラフィーを見てみたところ、7歳の
時から音楽学校に通っているとの事で。
フランスの学校の仕組みって全然知らないんですが、music diplomaを
取得した、とあるのでその学校は音大まで繋がってるんでしょうか?
ともあれ音楽の学位を得て大学を卒業しているみたいです。
そしてヨーロッパ系のBig Bandを物色しているとちょいちょい見掛ける
"Paris Big Band"にバリトン吹きとして一時在籍していたとの事。


一度YouTubeで別の音源を聴いた時には、大して面白いと感じなく
てスルーしてたんですが、昨日見つけた音源はかなり面白かったです。


やはりクラッシック系のバックグラウンドに裏付けられている(と思われる)
圧倒的な楽器コントロール能力ですね…。
Low A交えたフレーズだとかこんなに巧みに吹けるものなのね。


以前スルーした音源も含めて、あんまり情感豊かに歌い上げる感じ
では無くて、どちらかというとテクニック偏重なのかなと感じて
いたのですが、他の音源を聞いてみるとそうとも言い切れなさそう。
こちらはアルトですが、エフェクターなんかも使って結構面白いです。


そしてこのトリオ、エレベ・ドラム・バリサクというフォーマット自体も
興味深いんですが、ベースのKevin Reveyrandの歌心がこれまた
素晴らしいです。


CDはどうも入手し辛いみたいなんで悩ましいんですが、mp3販売は
してくれているみたいなので、聞いてみようと思います。