色々テナーサックス吹いた(4)ビンテージで気に入った子達
自分のテナーの使用頻度、優先順位的に、まぁ予算的には
大体40万円前後かなぁ、と仮定してのチャレンジでした。
そんなこんなで吹いて気に入った子達はこんな感じ。
60's KING Super20 SilverSonic 43万番台
64年 Henri Selmer (France) MarkVI 11万番台 Relacquer
持ち替えとしての運指の楽さを考えるとMark6なんですが、
音としてはもうKINGの野太さ、暖かさ、ドコーンと出る音圧に
惚れぼれしちゃいます。
運指は今の楽器と比べるとちょいとキツイですが、
届かない指が有るわけでも無いし、左手小指キーが
特別重いワケでも無いので、僕としては許容範囲です。
実は一昨日のBlogで「新品の製品の中では」と書いたのは、
このKINGが一番のお気に入りだからだったりして。
尚、60年代KING以外のアメリカンビンテージは、ちょっと
運指的にキツイので、残念ながらConnとかMartinとかは
対象外で選んでます。
Mark6に関しては、特定の番手が特定のプレイヤーリスペクトの
せいで人気がありますが、予算内のものを全部持って来て貰って、
番手もアメセル/フラセルも全部無視してとにかく吹いてみると
色々発見が有って面白いと思います。
あと、Mark7は、一般的な評価が低い割に良い楽器多いと
思うんですけどね。
特にテナーで派手目に鳴らしたいのだったら持って来いかと。
ただ、僕は運指的にアウトなんで対象外なんですが…。
(左手小指がLow B Key押すのがしんどい)