へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

色々テナーサックス吹いた(5)残念だった子達

吹いてて残念だった子達です。相当辛口です。
まぁ、テナー大して吹かない人のチラ裏だと思って頂ければ…。

1.J.KEILWERTH SX90R/SHADOW

運指的にOKだったのは嬉しい誤算でした。
ソプラノとバリトンは指が届かない時点でアウトだったので…。

えっと、それにしても硬いっす。ただひたすらに抵抗が強いっす。
そして音飛ばないっす。
もっと吹き込んで音が抜けてくれば違う味が出て来るのかもしれないのですが…。


2.H.Selmer シリーズ2 ジュビリー

991や82Zと一緒に吹き比べたのですが、ダントツで音がペラいです。
アルトでの経験ですが、新品のシリーズ2って相当抵抗強くて、吹きこなすのに結構な時間が掛かるものだったと記憶してますが…。
驚くほどのペラさ。ズボーンって鳴りますけどね、最初から。

店の方曰く、徐々にペラくなっていっていたのが、Jubileeシリーズになって更にペラくなったんだとか。
シリーズ2でこんなんだったら、シリーズ3は更にペラペラなのかなぁ…とか思ったり。

あ、ちなみに試奏した個体は74万番台でした。もうこんな番手まで来てるんですね。


Jazz系はReferenceシリーズに任せてるんですかねぇ…。
でも56万円も有ったらそこそこ良いビンテージが買えると思います。


3.WoodStone New Vintage

あ、リンク先間違えちゃいました。製造してる工場は台湾の一緒のとこですけど。(ぉ
正しくはこちら

どちらもHigh F#無しのモデルを試奏しました。

まず台湾産ならではの、フニャフニャのキーアクションにガッカリし。
まぁこれは調整でどうにかなる部分だと思いますが。
というか、ここはこのまま手を入れないんだ、というガッカリ印象。

気を取り直して吹き始めるも、AFはちゃちい音が散るだけでまとまらず、数分で興味を失い。
今回の試奏の最短記録です。

VLはダークでコンパクトにまとまった鳴り、抵抗感やや強め、という感じでした。
ただ…どうにも中途半端というか。

そして驚きだったのがその価格。
ま: 「これって売価お幾らなんですか?」
店員:「少々お待ち下さい…。(確認しに行く)」
店員:「お待たせしました。46万7千円です!」
ま: 「え、あの、定価じゃなくて販売価格を知りたいんですが。」
店員:「販売価格が、46万7千円です!」
ま: 「は、はぁ…(苦笑)」
店員:「…(苦笑)」
というやり取りでした。