へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

1位と2位(2)

前回の記事はこちら


「1位である」というのは絶対的にメリットがあります。
1位であるからこそ、ゲームをコントロール出来るし。
顧客側としても、寄らば大樹の陰と言うか、1位と2位の
製品・サービスを評価した結果、甲乙付け難かったら、
大多数が1位の方を選ぶと思います。
…よっぽどひねくれ者で無い限りは。
あ、僕は巨人とトヨタ嫌いで、ケータイはソフトバンクです(笑)


さて。


前職はニッチで大手に踏み潰された感じだったので、
転職活動の際にはそうはならない位のポジションを
狙える会社、というのは意識して志向するように
していました。
具体的にはグローバルで業界3位迄に入れる会社。
(特に意識してなかったですが、GEが事業の
選択と集中をした際のロジックと似てますね。)


ただ、この「業界」ってのがそもそも曲者で、
どういう切り口で業界を評価するかにも大きく
異なってきます。
松屋を「外食産業」で評価するか、「牛丼業界」で
評価するかで全然違いますし。
また、DRAMエルピーダ)みたいに産業突然死で
そこそこのポジションに位置しながらもポックリ
逝ってしまうケースも有るわけで。
エルピーダは世界シェア15%〜20%位で3位とかでした。)


今の僕の会社は…一般的な紹介なんかだと
「日本一」とか書かれてたりしますが、
業種毎に区切ると日本一のところは半分位だったり、
或いはセグメント毎を世界市場で見たりすると
5位くらいだったりするので、決して褒められた
ものでは有りません。


「日本一」を大変誇りに思って、それに胡座を
かいて勘違いしていらっしゃるご老公達には
とっとと引退して頂きたい…なんてちょいと
毒づいてみたりして。