へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

守屋純子氏のBlog記事より - ソロのコピーに関して

数週間前になってしまいますが、ドラマーのDaniel Susnjarのクリニックを
守屋純子氏がBlogで記事にして下さっているので紹介したいと思います。
記事はこちら。全4回に渡って書かれています。


その中の2回目に関しては、ソロのコピー(トランスクライブ)に
関しても書かれており、この記事では楽譜を書く(譜面に起こす)
タイミングについて書かれています。
同意出来る内容であるのは勿論なのですが、他にも演奏する場所に
合わせた音量バランスの話など示唆に富む内容が詰まっていますので、
是非参考にして頂ければと思います。


翻って、僕自身がソロのコピーをする際には、大別して
「8割以上覚えてしまっているソロを譜面にする」パターンと、
「全く覚えていないソロを譜面にする」場合の2パターンが有ります。


8割以上覚えているソロを譜面にした際ですら、練習時に段々と音源を
聞かなくなって行って、微妙なニュアンスの再現が疎かになります。
(だいぶ自分では吹けるようになったと思ってから、再度音源を聞き直すと
色々と発見が有って、大抵自分が誤解してたりやらかしてしまってたり
していた部分が有るのを発見したりします。)


このBlogで公開している耳コピソロ譜面に関してアーティキュレーション
の類を細かく書いていないのは、逐一記載するのが面倒というのも
有りますが、そうした部分はせめて使用する方自身で汲み取って欲しい、
汲み取る訓練をして欲しい、という思いが有っての事でもあります。


また、昔コピーしたソロを改めて復習してみると、これまた新しい発見が
有ったりして面白いですね。
イントネーションの類を汲み取る能力は段々と鍛えられて行ものなので、
自分自身が成長して初めて気付くところが有ったりします。


守屋純子氏のBlog記事の内容が、自分がこれまで折に触れて考えて
いた事と方向性が一緒で、自分の考えの整理が進んだ気がしたので
これを機会に記事にまとめてみました。