へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

(11)1、3ノリ?2、4ノリ?

歌練について記述しようと思っていたのだけれども、
その前にこれを書いておいた方が話が早い事に気付いた。


良くJazzは2、4ノリと言われます。
4/4拍子の曲で、2拍目、4拍目を大事にしましょう、という。


これって8割位は正解だと思います。
1、3でカチカチ合わせに行くよりも、2、4を意識した方が
前に回りながら進んで行く感じが産まれると思う。
(1、3だとその場で足踏みしてる感じ。)


ただ、だからと言って1、3を蔑ろにして良いという訳では
決して無い。
特に1拍目。
小節の頭なんだから。そこからずれてたらお話にならない。


それと、コードが切り替わるタイミングなんかも、圧倒的に
1拍目、3拍目です。


結論としては、「1拍目、3拍目は大前提として合って
いなくちゃいけないのだけれども、その上で2拍目、4拍目を
意識して演奏しましょう」
なんだと思う。


Basieバンドなんかでも、早モノだと1、3で足踏んでますし。
(そこを外してしまうと、もうグダグダです。)


リズム隊とホーン隊が分離して聞こえてしまうのなんかも、
多くの場合が2、4至上主義に陥っていて、1、3をしっかり
合わせる意識が蔑ろにされているからだと思います。