天才! 成功する人々の法則

内容はとても良いので、是非古本で買う事をオススメします。

いや、内容は良いんですよ、ホントに。面白いです。

ただ、新品には、表紙の半分位の大きさの「勝間和代激賞！」とかいう帯と、
その約半分を占める勝間和代氏の顔写真がバーンと貼ってありますんで、
それに耐えられる方は新品をお買い求め頂ければ良いんじゃないかと。
（Amazonのページに帯有り／無し両方画像が有るので、見てみて下さい。）

それに、Amazonの書評なんかでも酷評されてますが、
"Outlier"がなんで「天才」になっちゃうのか。

僕はこういう売り方、嫌いです。

さてと。

内容は、要するに企業のエクゼクティブやプロアスリートといった、一般的に
「成功した」と称される人であっても、実は本人の努力以外に社会学的、
環境的な影響が大きいのでは、というものです。
例えば親の所得、教育方針等の環境要因だったり、もっと大きな面では国としての
文化背景だとか。
だから、産まれながらにして既にそういう幸運・好機に恵まれている人も居るし、
そうでない人も居る、と。

我が身に省みてみると、子供の教育方針とかちょっと考えさせられます（笑）

ちなみにAmazonのページには著者と翻訳者の勝間和代氏との対談動画が
載ってますが、これまたちょっと何と言うか…苦笑させられます。