へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

Gottsu Sepia VI マウスピース

お次はアルトで新しく発売になったSepia VIを試してみました。


普通に良いマウスピースでした。
どことなくオールドSelmerとかのイントネーションを感じます。
(スミマセン、オールドのMeyerってアルトでは吹いた事無いです。
ソプラノとバリトンは所有もしてる(してた)し判るんですが…苦笑)
よくフルバンのリードとかで聞く、鼻に掛かるような甘いあの感じが
ふわりと香ります。


ただ、僕のアルトだと楽器自体が持ってる明るいキャラクターが
ブーストされてしまって、やや鳴りすぎる印象でした。
Selmer Soloist Short Shankのオールドも、これまた今ひとつピンと
来なくてメイン使用のマウスピースにはならなかったんですが、
同じような理由です。)


VIは普通のSepia Toneよりも更にティップを薄くしているそうです。
その甲斐が有ってか、音の立ち上がりもより早いです。


もしも価格度外視で、Sepia Tone(普通の)とSepia VIを吹き比べたら、
おそらく多くの人がVIの方を好むんじゃないかと思います。
いずれにせよ、どちらも素晴らしいマウスピースなので、
「両方試してお好みで」というのが一番幸せになれる選択だと
思いますが…在庫が有れば(笑)