へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

Serie3のピッチ

僕自身、シリーズ3のソプラノに色々と不満を持って
結局買い換えているんですが。


ちょっと話のネタになる商品が出て来ました。


…売れて商品ページが無くなったりしまったりするとアレなので、
商品の説明のところからちょいと引用しますと、
「カーブドのネックは前オーナー様が音程を調節する為に先端から
数ミリ切断しており、若干短くなっています。」との事。


実はこれに類する話を色んなところで聞いていたんです。
以下は音大卒のプロの方から聞いた話。

  • シリーズ3は、特にサイドキーでピッチが上がりすぎる問題があった。
  • メーカー側もこの問題を把握、Jubileeシリーズに入る前から途中で設計を変更している。
  • プレイヤー側ではネックに加工したりして対策する人も。


その方が在学中にセルマーパリの技術者と話をする機会があった
そうで、本当はもうちょっと踏み込んで色々バッサリ切って話を
してくれたんですが(笑)上記はちょっとオブラートに包んで
書いています。
(少なくともこの話は、当時学内でも結構話題になっていたそうです。)


具体的にシリアル何万番台から対策済なのか、とか
設計変更の具体的な内容とかまでは詳しく知りません。


まぁいずれにせよ「その楽器を御せるか」どうかはプレイヤー次第…
なんですが、特にソプラノの場合持ち替え楽器として手に取る事が
多いと思いますので、ピッチの良し悪しが楽器のせいなのかプレイヤー
側の問題なのか切り分けるのがなかなか難しいんじゃないかとも思います。


ですので、もしも中古のシリーズ3が購入の選択肢に上がる事が有れば、
サイドキーのピッチはちゃんと試奏して慎重に判断するのが良いのでは、
と思います。