へいまいく!

Big Band、Saxの話題や、自分が採譜したソロ譜面を公開する音楽系ブログです。

TOEIC 965点取れたので、使った教材の感想をまとめてみた。(模試編)

TOEIC(R)テスト 究極の模試600問


今回勉強するにあたって、この「究極の〜」シリーズにはとても
お世話になりました。
この模試で好感触だったので、各パート別の参考書も購入した
次第です。
シリーズを通じて、こんな特徴が有ります。

  • 実力の違う3人の生徒に向けて先生が解説をする、という形式になっているのでとても読み易い。
  • 問題の正答率、各解答の選択率等も載っている。(解説にも大抵書いて有りますが、正答率が50%以下の引っ掛け問題ならば「まぁうっかり選んでしまってもしょうがない」と捉えられますが、正答率80%以上の問題は「こんなの間違えちゃイカン」と自省出来たりします。)
  • 解説、正解の根拠に加えて、他の選択肢では何故ダメだったのか(どうすれば正解になり得たのか)の解説も充実している。


また、この模試の解答用紙には「勘ボックス」というのが設け
られていて、ちゃんと確信を持って正解を選んだのか、そうで
無いのか復習時に判り易いようにように工夫されていたりします。


学習のアドバイス等も「この模試の問題だけ解いてハイ終わり」で
済ませず、3人の仮想生徒のレベルに応じて、如何にして繰り返し
学習し、足りない要素は別の勉強法で補い、自分の血肉にするかに
まで懇切丁寧に心配りがなされていている印象です。


TOEIC模試の本で「まず最初に買う」「どれか1冊だけ買う」ので
あれば、文句無しにこの1冊をオススメします。

模試での点数、正答数:
  • テスト1 875点(L490 92/100、R385 80/100)
  • スト2 945点(L490 93/100、R455 87/100)
  • テスト3 990点(L495 95/100、R495 91/100)

オススメ度: ☆☆☆☆☆

TOEIC公式問題集 Vol.5


久方ぶりの受験になるので、まぁ最新の公式問題集は一度は
やっておくべきかな、という事で購入。
大体2年毎位の頻度で新しい公式問題集は出ているみたいですね。
Vol.5は2012年6月、その前のVol.4は2009年8月に出版されたようです。


解説の丁寧さは非公式問題集と比べると劣るとは思いますが、
「まぁこんなものかな」という印象で許容範囲だと思います。
但し、予想スコアにかなりの幅があるのには参ります。
公式問題集なのにどうしてこんなに。


また、約3,000円でテスト2回分しか入っていないので、コスト
パフォーマンスは悪いです。
最近既に何度か公式テストそのものを受けていて本番の難易度が
何となく把握出来ていたり、「どれか1冊だけ買う」のであれば
正直なところスキップしてしまっても良いかもしれません。

模試での点数、正答数
  • テスト1 895点〜985点(L485〜495 98/100、R410〜490 94/100)
  • スト2 875点〜960点(L495 100/100、R380〜465 90/100)

オススメ度: ☆☆☆

頂上制覇 TOEIC(R)テスト 究極の技術(テクニック)
トリプル模試


「今回一回の受験で、900点オーバーを着実に取りたい!」と
考えていたため、試験直前に総仕上げ的にもう1冊だけ模試を
やろう、と思い切って990点満点取得に特化したこの本を購入して
みました。


結論としてはなかなか良かったと思います。
他の「頂上制覇」シリーズは立ち読み程度で購入はしていないの
ですが、パート別に発刊されている各書籍に載っている攻略法が
こちらにも「Part Xを全問正解するには」と全パート分載って
いるのでお買い得な印象です。


990点を取得するには、特にリーディングは「全問正解」がほぼ
マスト(ギリギリ1問ミスまで許容範囲)になって来るので、
問題1問1問の重みが違って来るというか、「ざっと読んだ感じ
なんとなくコレで良いんじゃないかな」と選択するのでは無く、
全問題選んだ解答が正解であると確信して(少なくとも確信に近い
確度を持って)解答を選ぶ必要が有ります。
「難しい問題は後回し」など、今迄のやり方をそのまま活かせる
部分も有りますが、こうした意識の持ちようを切り替えなくては
ならない部分も有ると一気呵成に整理出来たのはとても有意義でした。


ただやはり問題の歯ごたえも相当なので、恐らく860点以上を取得
出来る位の実力が無いとボコボコにやられてメンタル面にダメージを
負う事になりかねないのでは、と思います。
解答・解説のところには問題1問毎の難易度も載っていますし、
解説内容も充実しているので「無駄になる」とまでは言いませんが、
その時間とコストを別の教材に割いて勉強した方が効果が出やすいと
思います。


それと、まぁこれは確認せずに買った自分が悪いのですが、得点
換算表が載っていないので最後にやる1冊としては不適当だった
かもしれません。
「果たして自分は実力的に何点位なんだろうか」とモヤモヤしっ放しに
なります(笑)


あと、リスニングの音声はダウンロードするのですが、Part 1分の
最初2ファイルはテーマ音楽及び「前書き」英語版の音読が入って
いたり、Part 3分の最後1ファイルはリスニング部のナレーション
スタッフ紹介だったりするのはちょっと勘弁して欲しいです。
ファイル名が”TOEIC-Trial-1_01”とか”TOEIC-Trial-3_86”に
なっているのに、試験用の音声は”TOEIC-Trial-1_03”から始まるし、
TOEIC-Trial-3_86”はテスト用の音声じゃ無いとか判り辛いです。

模試での点数、正答数(点数は換算表が無いためN/A)
  • Vol.1 (L 89/100, R 88/100)
  • Vol.2 (L 86/100, R 82/100)
  • Vol.3 (L 91/100, R 89/100)

オススメ度: ☆☆☆☆(860点以上取得出来る実力が有る場合のみ。)


TOEIC 965点取れたので、使った教材の感想をまとめてみた。各記事リンク】
導入編、模試編(この記事)、Part 5&6編Part 7編単語編その他