オクターブキーのタンポ位置
久々の更新になります。
以前予告した小ネタにあたるのが今回の記事です。
僕はアルトの場合、ネックを真正面からほんの少しだけ時計回りに
ずらした位置で楽器を構えます。
色々と試奏していた際に、１台だけそうしたところオクターブキーの
連結が上手く行かなくなったものが有りました。
SelmerのReferenceだったんですが。
で、色々と調べてみたらビックリ。
ネックのオクターブキーのタンポの溝が、とんでもない位置になってました。
こんな感じです。
写真も撮ったんですがピンぼけしてしまって上手く写りませんでした。
意外な事に真正面で構えた時には、これでもちゃんと機能してるんです。
でもネックをちょっと傾けるとアウト。
溝もバッチリ付いてるので、出荷後にずれたわけでは無く製造・出荷時
からこうだったのでしょう。かなり衝撃的でした。
お店も入荷時検品の時点で気付けよ、という気もしますが…。
色んな楽器屋さんでSelmerだけは入荷してから念入りに再調整したり色々と
特別な気の使い方をしていますが、こういうレベルのものも有るからなんで
しょうね…。
ちなみに試奏した楽器全てでこの点は確認しましたが、Selmerのモデルも
含めてこの１台だけがこんな事になっていました。
