Yanagisawa WOシリーズ試してみた(WO10) 補足
身内に不幸が有ったりして、ちょっと考えていた以上に期間が空いてしまいました。
本日時点でまだWO20の再試奏、及びWO2の試奏は出来ていません。
なので一連のシリーズとして記事をアップするにはまだ時間が掛かりそうなので、繋ぎとして記事をひとつ。
以前書いたWO10の記事についてちょっと補足です。
試奏した直後から、991の「素朴」「朴訥」という印象に確実に何か+αになっているとは感じていたのですが、記事を書くにあたってそれをどう自分の言葉で表現すれば良いのか散々迷った挙句、「芯の強さ」「タフさ」「隙が無くなった」として下書きをまとめました。
その後に見たMark Grosの動画では、多分同様のニュアンスが「柔らかく深みの有るサウンド」「深く豊かな響き」というような和訳で表現されていて、正直(ノ∀`)アチャーと思いました(笑)そちらの方が全然的を得ていたので…。
でもこれをそのまま使ってしまってもちょっと芸が無いかな、と思って自分の(イマイチかもしれない)表現をそのまま使う事にしました。
ちなみに英語だと"dark(er)", "resonance", "mellow", "warm"なんて単語が使われていますね。
更に補足をすると、単純に「暗い」という言葉では「硬質」、「冷たい」「モソモソする」といった方向の暗さを想像する方も居るかと思いますが、そちらの方向では無いです。
太く、柔らかくてリッチなサウンドがする上での暗めだと思います。
【アルトサックス「Yanagisawa WOシリーズ吹いてみた」 各記事リンク】
導入編、WO1、WO10、WO10補足(この記事)、WO2、WO20、WO37、
ヘビータイプ vs ライトタイプ、感想まとめ